パチンコメーカーで構成する組合である日本遊技機工業組合(日工組)とパチスロメーカーで構成する組合である日本電動式遊技機工業協同組合(日電協)は8月9日、東京国際フォーラムで、パチンコ・パチスロファンに向けた合同イベント「みんなのパチンコ・パチスロ サミット2025」(みんパチ・スロサミ2025)を開催した。両組合による合同のファン向けイベントは、約23年ぶりとなる。

〔写真=最新機種を試打できるコーナーはパチンコ・パチスロに分けられ約200台が設置された〕

会場には導入前の最新機種から人気機種まで、約200台のパチンコ・パチスロ機が設置された試打コーナーが設けられ、多くのファンと業界関係者が楽しんだ。また、矢口真里さん、見取り図・盛山晋太郎さん、山本裕典さん、レインボー・ジャンボたかおさんなど、総勢30名の豪華ゲストによるステージプログラムも終日開催され、イベントを盛り上げた。

〔写真=メインステージでは豪華なMC・出演者によるトークイベントやクイズ大会などが開催された〕

昨年に続き設置された、有線イヤホンやBluetoothを搭載した遊技機が体験できるブースも注目を集めた。これは、今年10月から順次導入を開始する有線イヤホン対応の新型遊技機に先駆けたもので、多くの試打希望者が列をなした。「イヤホン対応機能を望む」というユーザーの声に応え、没入感のある新たな遊技体験を提供するとともに、店舗の騒音問題の解消も期待される。

〔写真=今秋導入される有線イヤホン、Bluetoothを搭載した遊技機の試打コーナーにも多くの来場者が列を作った〕

また、会場では全日本学生遊技連盟(学遊連)もブースを出展した。学遊連は、学生の視点からパチンコ業界の新たな可能性を見出すことを目的とする学生団体である。ブースでは、同団体が主催する日本最大級の学生向けパチンコ・パチスロ大会「PS:JAPAN 2025」の特別予選として、リールの図柄を狙って止める「目押し」の技術を競う競技会が開催された。「PS:JAPAN」は、学生をはじめとする若者が参加し、知識テストや実技で日本一を競う大会で、本イベントでの予選会も盛況を見せた。

〔写真=学遊連のブース〕
〔写真=学遊連のブース〕