警視庁は12月13日から20日にかけて、東京・新宿のアミューズメントカジノ店80店舗に立ち入り調査を行い、6割にあたる48店舗で84件の風営法に基づく違法行為を確認。警視庁によるアミューズメントカジノ店(多くの場合、ゲームセンターと同じ風俗営業5号営業店)への一斉立入検査は初めて。

アミューズメントカジノでは獲得したチップやメダルを賞品に交換することや、店舗の外に客に持ち出させることが法律で禁止されているが、都内の一部の店舗では、チップなどを他の店舗でも使用できる「ウェブコイン」と呼ばれるポイントに換え、アプリで管理している。
警視庁はこの実態を問題視して一斉立ち入り検査を実施したと思われる。